晴れっ ときおり スロージョグ・・・　　　　　　　Road to NAHA

　30歳直前、バイクでガードレールと喧嘩したことがる。ロードレーサーで深夜、横断
歩道の標識を支える目立たない鉄柱に激突したり、SPDがはずれないで右肘で全体重を請
け負ったことがある。Ｏ型の正確ゆえ、しまったと思ったときには手遅れのことが多い。

　昨年３月にも、事件発生。

　だいたいが、気分が高揚しているとか、焦っているとか、集中しきれていないで事に
直面するようだ。一昨日も、夜20pm手前軽く走り出した。まじめに10kmを走りきろうと。

　今夜のコースは、北1条通りを東進、アップダウンの少ない道庁往復。


昼間のコース　0.7km地点。平地走りからこれから緩い下りとなる。


コース(昼間)1.1km地点。この先に見える・・・　　道路右は円山公園　

　ゴールデンウィークの豊平川ラン＆ウォークの失速以来、スピードを上げることが課題
なので初めから飛ばスことが多い。そして、1km毎のラップを気にして、それを刻むたんび
に立止まり「SUUNT」で確認。って、走りながらでは、ラップ表示が小さくて見えないのよ(^^;
特に夜は。。。1km毎では、5分30秒／km程度の走りができているようなので、今日は、長
い距離を止らずに・・・ラップを気にしないで走り続けてみようと思ったのだ。

　腰高ぎみのフォームを意識し、６分弱／kmくらいのスピードに抑え抑えで、身体が温ま
るのを待ちながら前へ進んだ。0.7～1kmまでの緩やかな下りを快調に走り、ラップを刻み
(見てはいない)温まりかけてきた身体が気持ちよく発汗するさまがわかるようだった。

　20mほど前を、お年を召したご婦人お２人とワンコが進んでいた、そして、右寄り車道側
のバス停の時間を確かめるように止った。そのシーンを、多分５秒ほど見続けていたようだ。

　そのとき、右足が地面につかなかった。

　っと、思った瞬間地面に着地していたのだが、遅れたぶん右前寄りに身体が傾き「転倒」

　右手の、人指し指と中指と薬指で手を地面に突いて身体を支えようとしたのだが、やや右
前方へ倒れ込んでいく荷重をこらえきれない・・・そのまま、前転しかけたがままならず、
頭の真上から地面をこすり続けながら前へ転がっていき仰向けになっていた。

　右指３本「突き指」全治１週間、頭部「裂傷」かたとおもわれたが、汗ばんだ手でさわっ
ても血はでていないようだった。ただただ、右の指の痛みと、擦れた頭の痛みでその場を
グルグルと回り続けていた。驚いたワンコが尻尾振りながら吼えまくるので、異変に気づい
たご婦人が振り向きながら「あんたどうしたのさっ、大丈夫」って声をかけられた。痛くて
痛くてしょうがなかったのだが、だからといって誰かに当り散らせる訳でもなく、ただただ
無性に悔しさだけが頭に思い上がってくるだけで、「ダイジョーブです。ちょっと転んだけ
ぇでぇ～す」って応えながら頭をさすっている自分がいた。

　いつも夜走るときは、路面の凹凸が見えにくいので、「いつか足首ひねったり、膝壊した
りしたらイヤだようなぁ」って、意外と気をつけて走っていたのだが。。。やはり、やって
しまいました。ご婦人とワンコを目で追っていた一瞬、その歩道には、750φのマンホールの
蓋が、、、しかもそこは周囲より10cmは低いところだったのです。

　１km通過し、身体も温まり調子よかったぶん、「注意が散漫」になっていたのでした。


昼間なら明るいので段差がわかるのだが・・・

この段差は、トンデモナイよねっ。。。いつか、断固抗議してやろうじゃないか？？？